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2010年2月25日木曜日

デジタル音声時計のユニバーサルデザイン

食事の時にテーブルの上に並ぶご馳走の場所を示すとき、手前のお皿を6時の位置、右斜め前のお皿を3時の位置、左斜め前のお皿を9時の位置、正面奥のお皿を12時の位置と呼びます。
これはアナログ時計の短針の位置を例えにして皿の位置を説明する呼称です。

時代はアナログからデジタルへ移行していますが、今日出会った4箇所の操作ボタンが付いたデジタル表示の音声時計の説明書に書かれている操作ボタンの表記を読んで戸惑ったことがあります。
それは操作ボタンの位置をアナログ時計の短針の位置で示してあったことです。
この出来事は、アナログからデジタルへ移り行く中での一時的な混乱の一場面として記憶に残しておこうと思います。

ユニバーサルデザインも時代の流れと共に変化する。
アナログ的な表現からデジタル的な表現への移行もその一例です。デジタル化の副作用は一時的な混乱で治まって行く事でしょう。そのことに早く気づくことが大切です。

今日の気づき、乗り換えの待ち時間が長いという理由でローカル駅に取り残された灰皿を見て嘆く。元はきれいな環境を持ったこの場所が勿体無いと。
待ち時間の間に切符を駅周辺の観光割引チケットとして活用してはどうだろうか?
もちろんその街に元あった自然を生かしつつ。
街全体がきれいな空気を取り戻すことを願いながら。

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