午前中は隣の三良坂コミュニティーセンターで板橋区美術館学芸会の弘中智子さんの講演「柿手春三と池袋モンパルナス」が行われました。
この講演には少し遅れてしまい、戦前のことについてお聴き出来なかったのですが、終戦までの活動について柿手春三さん、寺田政明さん、麻生三郎さん、吉井忠さんを中心にお話されました。
午後からは美術館内でのギャラリートーク「柿手春三と私」が行われ、熊谷睦子さん、竹中国敬さん、中野友三さんのお話が聴けました。
いずれも、柿手さんの絵画への情熱、平和を願う気持、そして自然を愛する心が伝わるお話でした。
それからトークのあと参加者の方がお話されていた柿手さんの豆腐を描いた絵手紙の中の「美しいものは何処にでもある」という言葉は、私の心の中に深く刻み込まれました。
この言葉は柿手さんが「美しいものは自然の中にあるもので“造るもの”ではないのです。またそれは非常に壊れやすいものなのです。」とおっしゃられているような気がします。
それは平和を願う一連の作品や海田湾の埋め立てにたいする気持ちで表わされているように思います。
- 柿手春三さんの故郷の三良坂町長田は
私の祖母の故郷でもある。
- 川沿いの河川敷では、あちこちで
とんど祭りが行われていた。
- とんどの火で温めた青竹酒を振舞う
- シュルレアリスムの伝統がここに
- 三良坂平和美術館に到着
- 「柿手春三と池袋モンパルナスの作家たち」の入り口
- ギャラリートークの様子
- 三良坂平和公園の母と子-わたす像
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