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2010年1月29日金曜日

新刊書籍名『ユニバーサルデザインのちから』の紹介

昨年の12月に広島国際会議場で行われたVIC創設10周年シンポジウムの講演で講師をされた株式会社ユーティット(情報のユニバーサルデザイン研究所)代表取締役の関根千佳さんが執筆された新書の紹介です。

新刊書籍名『ユニバーサルデザインのちから』
~社会人のためのUD入門~ 関根千佳 著
286㌻、本体1,500円(税込1,575円)、生産性出版
ISBN:978-4-8201-1935-7
http://www.udit.jp/book/book012.html
(テキストデータ送付に関する案内を記載しています)

[主な内容]
この本は2部構成になっています。第1部では、新入社員の神埼柚衣さんが仕事の中で出会うさまざまな人や出来事から、多様な人のニーズや、ユニバーサルデザイン(UD)の必要性に気づいていきます。
第2部では、ユニバーサルデザインを理解する上で、役に立つ背景や法律をまとめています。多様性の理解など、2050年には高齢化率約40%を迎えるといわれる日本にとって、何が足りないのか、どう変えていけばよいのかについて述べています。また国内外の技術や標準化の、経緯や将来動向を紹介しています。
本当に働きやすい社会、使いやすい製品、暮らしやすい街や家を実現していくために、UDが持つチカラとは何かを考える内容となっています。

[作者からのメッセージ]
ユニバーサルデザイン(UD)は今の日本で最も必要とされている考え方の一つなのですが、バリアフリーと混同され、自分には関係ないと誤解されがちです。
この本は、柚衣さんという新入社員の目で会社や社会を見るというシナリオ仕立になっており、UDが実は自分たちの生活や仕事の中にも存在し、企業や行政にとって新たな価値を生み出すものだと、自然と理解できるようになっています。
ダイバーシティやワークライフバランスもUDの視点から解説しており、これから社会人になる方はもちろん、組織のトップにも読んで頂きたい本です。

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